私がホームページで商売をし始めたのは、約六年前です。
実はそれまで全くホームページを作ったりした事はなく、ブログさえ書いていませんでした。
商売を始める際、コネなし、資金なし、売上もなし、からのスタートで、最初は足で稼ごうと、ダイレクトメールやファックスDMなどで、見込み客を見つけ、地元の会社に営業に行っていました。
その新規営業に出かけた際、ふと昔の事を思いだしました。
私は大学を出て、とある食品メーカーに勤めていた時の事です。
東京の営業部に配置され営業活動をしていたのですが、 古い業界で、社長を筆頭に上司からは「足で稼げ」という指示が出ていました。
当時の私の食品メーカーでの営業と言えば、問屋さんを通して大手スーパーとの商談(売り込み)です。
もともと商品の種類も少なく、また、スーパーに配下されている商品の種類が少なかったため、商談といってもネタがすぐに尽きてしまいます。
それでも会社からは 『週に○度は問屋さん、某スーパー本部に足を運べ!!』という指令がきます。
ネタがない時の営業ほど辛いものはありません・・・。
なので、仕事はサボりまくりで 、毎日の日課はウソの営業日報の作成です・・・。
そんな仕事ひとつも楽しくありません。
『こんな仕事、したくない』 と、いつも思っていました。
自分で商売を始めてから、『見込み客を集めてから』 という風に営業の質は変わりましたが、やはり足を運んでの営業は、1人でやっていると、商品の価格的性質などもあると思いますが、全く らちがあきません。
・どうにか 見込み客に来店してもらう事はできないか。
・電話やメールだけで受注から納品するところまでできないか。
そう考えて行きついたのが ホームページ、ネットでの集客です。
ですので 、私はいくら近くてもお客さんに足を運んでいただいています。
結果的に、この方が お客様に良いサービスを提供できていると確信しています。
また、ホームページで集客すると、日本全国、世界中が商圏となります。
堺から大阪へ。大阪から日本中への販売が可能になるのです。